毎日のように使用している飲み物を入れる容器
あまりにも日常的過ぎて、当たり前に使っています。
それぞれの用途によって、
数種類の容器を使用している方も多いのではないでしょうか
お茶やコーヒー、お酒等々
数はそんなに多くはありませんが、
当店でも取り扱いがあり、いくつかご紹介。
今までご紹介してきた飲み物用の器をまとめました。
年代から素材、形、用途などバラバラです。
エスプレッソに最適な二つ
エスプレッソカップ


緑色GINORIのスタンプ
緑色の文字でGINORIと記された作品。およそ1880~1930年頃の物になります。そんな同時期の2作品をご紹介。今回ピックアップした品物は、白で雰囲気も近い物となります。また、全く同じデザインの物でもスタンプがない作品も存在していますのでご参考までに。


夏に最適のグラス
少しずつ暖かくなってきているこの季節、もうすぐ春が近づいてきているのが分かります。そんな季節のお酒は、やはりビールが美味しいですね。そのビールに最適のグラスをご紹介。大きすぎず丁度いい具合のビアグラスです。型吹きで樽のようなデザインが特徴。マイビアグラスなどいかがでしょうか?
オールマイティなボウル


丈夫なアンティークグラス
厚手で頑丈ながらも気品を感じさせるグラス。カップ部分はほぼガラスの塊といった印象。カップとステムは別々に作成されております。ポンテ跡は綺麗に削られ、その他、工程に手間暇が掛かった一品。これだけしっかりとしたグラスならば、長い時間を経てきたことも納得です。傾き具合の愛嬌も◎


似たグラス
四角いカタチが似た物同士の19世紀グラスをご紹介。大きさが違うだけで、使用する用途も異なる不思議さ。イタリアでは寝室のベッドのすぐ側に、水を入れたグラスを置いておく習慣があります。途中で目覚めて、喉が渇いたときに台所ま行く必要がなく、すぐに飲めるからです。
背の高いグラス
シャンパンやワインなどに


傾いたガラス杯
現在の既製品ではB品もしくは、商品として販売はしていない可能性がある
傾いたガラス杯をご紹介。全てにおいて機械で作成していたのではなく、手作業があっての傾き。ステム部分を接着する時に出来てしまう誤差のようなもの。イタリアらしくもあり、こういった部分を可愛く思う事ができます。程よいいい加減さが魅力的でもあり、どこか、お辞儀しているかの様でもあります。


イタリアのブリュロ
フランスで有名なブリュロ。近隣の国、イタリアでも存在します。冬の寒い季節に、熱々のホットチョコレート等を入れていた容器。器には厚みがありカップを手で持っても火傷せず、熱々の飲み物でもビクともしない頑丈さは魅力の一つ


カプチーノカップ
少し背が低い白のカップ。普通のカップより重く厚みがあり、末永く愛用できる丈夫な作り。容量的にはカプチーノや珈琲が最適です。1880~1930年頃のGINORIの物で緑色のスタンプがあります。
いつも普通に扱うからこそ、
お気に入りの物であると、安心したり充実感が少しあったりと気分も異なります。
当店で魅力的な物が見いだせていただけると、幸いです。