前回のマヨリカ大皿に続いてのご紹介


マヨリカ大皿3
アンティーク皿の中でも定番的なフォルムとシルエット。シンプルながらも少しリムに特徴があり、ヨーロッパ特有なデザインと認知されています。一般的には花リムと呼ばれていたりして、花びらの様なデザインが多く、国や年代によってディティールも多少異なります。
18世紀マヨリカのオーバル皿
薄っすらとグレーを帯びた色で、大ぶりな貫入や味わいも良く存在感のある一皿
何と言ってもこのお皿の特徴は背面に見られる釉薬の景色
技術が伴わない時代背景が反映された事もあり、
現代の物と違い完璧さからかけ離れたところに魅力を感じます。
今ではお隣の国フランスでも状態が良いのを見つけるのが難しくなっているかも知れませんが
イタリアでは更に難しく無地の物は数が少ないです
フランスにもある定番のフォルムで違いなどを比べてみるのも楽しいかも知れません。
コレクターやお好きな方は何枚もお持ちですが、
大きい丸のお皿か、もしくオーバル皿があれば1~2人だと一枚あれば十分活躍してくれます。
西洋にある様式で
一枚のお皿におかずやメインをのせて取り分ける
イメージ的には日本の鍋みたいな感じです。
洗い物も少なくなるので試してみてはいかがでしょうか。
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