イタリアのアンティークを扱うのに勉強不可欠なMaiolica
日本語だと色々と呼ばれています。マイオリカ、マジョリカ、マヨリカ・・・
(※当店では以下マイオリカ)
イタリアの陶磁器で古くから14、15世紀頃から存在し、現在も陶片が出土しております。
主に素地に錫や鉛の釉薬を施し、装飾しております。
そして、マイオリカの窯地で有名なFaenza(ファエンツァ)は、
フランスのファイアンスの語源となっております。
オランダのデルフトもフランスの流れからによるとの事。
日本ではデルフトの人気があり、
フランスのファイアンスも最近では人気があります。
特に白は、やはり人気があるのではないでしょうか。
厚みのある錫釉が特徴的です。
完品となるとお値段も高額。
イタリアにも勿論、白は存在しますが
やはり派手な装飾のイメージが強いのではないでしょうか。
また、時代によって異なりますが、
マイオリカは釉薬の厚みがフランスやオランダと違い、意外と薄めが多いです。
日本には白いマイオリカはあまり出回っていなく、
見つけるのは難しいのではないでしょうか。
もしどこかで白いマイオリカを見つける事ができたなら
是非、手に取ってご確認ください。
当店でも白いマイオリカを取り扱ってまいります。
紹介記事はこちら


白釉薬の花リム
ピューターや磁器によく見る花リムのオーバル皿ですが、今回ご紹介するのは白釉薬が施された18~19世紀マヨリカの花リム


マヨリカのオーバル小皿


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