小さな時祷書の一葉
古代から文学や神聖な文書の筆写に使われてきた
動物の皮をなめして加工して作った書写材料の羊皮紙に
手作業で膨大な時間を費やして丁寧に記されたラテン語
アルファベットの頭文字が装飾されており
光の角度によって輝く黄金色の金彩技法が時代を反映させています。
書物として次世代へ残す技術や工夫が見られ、ちょっとした歴史に触れた感覚
約600年以上も前の物が手元にある事を先人に感謝しつつ、
作成した人々は、現世に時祷書があるとは想像できるはずがありません。
約1430年フランス中北部の書院で書かれた物
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