教会やカトリックの祭り等で使用されていた古い人形をご紹介
この種の人形は宗教的に盛んなところで製作されており、
EU圏で存在するのはもちろん、ポルトガル、スペイン、イタリアあたりが有名です。
イタリアの中でも特に有名なのは、ナポリ製の人形
現在でも製作されているのですが、
昔のナポリの人形は専門の職人が拘りを持ち、
リアリティある表情や色彩、ディティールに力を入れておりました。
よく知られているのは目玉がガラス材で、人間の眼を表現している物
当店でご紹介しているのは、およそ18世紀の物となります。
今回ご紹介するのは人形の上部のみとなります。
詳細はこちらからどうぞ
通常は、木製の骨組みなどがあり、年代や各国によってディティールは異なります。
有名な本を参照するのはおこがましいですが、下記ご参考ください。
(愉しき西洋骨董|豊福知徳)
(ひとりよがりのものさし|坂田和實)
今回はナポリの人形の話をしましたが、トリノの人形も有名です。
素材もテラコッタではなく、木製などの人形も多数
イタリアの人形は買い付けたい商品の一つですが、
中々、思うようなモノに巡り会うのが難しく、数も少ないのが事実
よい巡り会わせがあれば、またご紹介させていただきます。